夫婦共働きの家事分担、役割分担ってどこまでできるもの?
新卒で入社した22歳の女性とランチ中のこと。
「雨女さん・・・やっぱり働きながら結婚生活って大変ですよね・・・夫婦共働きって家事や役割の分担ってどこまでできるものでしょうか?」
アナウンサーになれそうな可愛い女性に不安気に聞かれて中身がおっさんな管理人は頭をフル稼働しました。
「うーん、やっぱ夫婦も他人やからなー。今から働きながら役割分担することを話し合ってやってみて、なれておくのが一番いいと思う」
とまぁふんわりした助言をしたのですが今から解説することをまとめると本当にこの一言につきます。
相談してくれた彼女にはランチタイムの1時間でレクチャーしきれなかった私の経験を踏まえた雨女流スパルタ系夫婦の役割分担をご紹介します。(ネーミングは適当なので覚えなくて大丈夫です)
夫婦はあくまでも他人、なんなら外国人
私は夫とかれこれ12年ほどの付き合いです。
彼氏彼女歴5年 結婚7年。
大学1回生で大学4回生だった彼に出会い、自ら「僕は明るいストーカー!」と明言する謎の粘着系能力を発揮しまくった彼は「結婚しない」と決め込んでいた私の夫に気がつけばなっていました。(なんかこう書くとホラー話)
夫もまぁいろいろありまして「パートナーを支える話」とかかけそうななのでこれはまた別の機会にご紹介するとして、1つ言えるのは全然まったく私と生い立ちが違うということ。
私は研究とバイトに四苦八苦して「ユニクロ高い・・・」みたいなレベルの貧乏大学生でしたが、夫は何不自由なく、奨学金借りることもなく、バイトするでもなく親の仕送りで大学生活を適当にすごしている「THE 大学生」でした。(偏見?笑)
この違いはいまとなっては子育てするうえでも、家庭の方向性を話し合ううえでも違う価値観をすり合わせていく「楽しみ」につながっていますが、若かりし頃は私がキレて家出したり、彼のメガネがふっとぶくらい平手打ちしたり、着信拒否にしてみたりとまぁ思い出すと「よく今一緒にいるな・・・」と驚くくらいなにもかも「ずれる」2人でした。
でもなんなんでしょうね。(知らんわ)
「一緒にいて楽だな」という感覚と「結婚に求めるもの」が一緒だったので今も親友の延長みたいなノリで夫婦をやれているのかもしれません。
夫婦間の異文化も、知ろうとしないとわかりあえない
一緒にいたい。だけどいちいちぶつかる。その度に「なんでわかんないんだ!」とただでさえ沸点が低い私はブチギレていました。
夫も若かったので言い返してくることもあれば家出することもありましたが、つまるところ、その違いを感じるくらい付き合ってる間に価値観をぶつけ合えた。のは良かったなぁと思います。
私たちはこの価値観の話し合いの結果、「結婚に求めるもの」が合致していたから結婚した。といっても過言ではありません。
その結婚に求めるものをわかりやすく図解するとこう。

これはうちの夫婦が「あ。いまなんかずれてる」とおもったら度々持ち出すグラフです。
見ての通り、「仕事」「家庭」「その他」に分類して自分の生活の中でそれぞれどのくらいの比重で過ごせたら自分は幸せなの?
を話し合う時に使っています。
私は基本的に仕事をしていたいので起床している時間の8割を仕事に当てるのが理想。夫は仕事は6割で家庭は3割。あとは自分の興味あることの勉強時間に1割が理想。(趣味がないわびしい夫婦・・・)
つまり、お互いの限られた時間の中で合わせて5割の時間で家庭を回しています。子供が小さい時は夫が育休を取得したり、復帰後も仕事4割・家庭5割でまかなってくれていたこともありました。(家事の工夫や子供の年齢にあわせた子育てのコツもまた書きたい)
話し合う時は、その変にある裏紙に書きます。そしてスマホで写真とっとくだけ。
この理想図、私達は出会った12年前からほとんど変わっていません。子供が生まれた後の育休期間、どちらかが繁忙期の間の期間限定逆転もありますがうちのスタンダードはこれです。
「あれ?なんか私家事する時間増えて仕事セーブしてる?」
とストレスを感じたらこの表を書いて、いまどんな感じ?
と夫に聞きます。
「ごめん。急に◯◯な案件が入ってしばらく遅くなりそう。来週の水曜日には方はつくのでそれまでお願いできる?」
と返答を得て、納得します。
このとき私の仕事が忙しいなければ私が彼の担当家事をしますし、難しければ大枚はたいて家事代行・ベビーシッターサービスを使って乗り越えています。
彼が転職するときや私のメンタルが弱ったときもこの表を出して話し合い、どうしたいかを相談してお互いの認識のずれがないことを確認しています。
一緒に生活してみるのは本当に大事
私は 「なぜ30からが女の本番?」に書いたように自立のために働いていることが幸せな人間です。このスタンスを守るために結婚も出産もしない。と決めていたほどに。
ところが、彼は逆で「出世とかどうでもいい。家族と一緒にいる絶対時間が長い家庭を築きたい。」と考えていることが付き合うか付き合わないかくらいの時にわかりました。
このときには学年を超えた親友のような感覚だったので
「お、じゃあちょうどええやん。お互い年重ねて結婚相手いなかったら結婚しよかー。わははー。」
みたいな会話をしました。
ところが彼も大学卒業後いろいろありまして、なし崩し的に同棲することになり、過ごしていくうちに
- 家賃や生活費の配分(どっちがどのくらい払う?)
- 掃除や選択はどっちがする?
- 料理はどっちがする?
- ごみ捨ては?
- 生活費の支払口座は?
などなど1つ1つ話し合って決めていきました。
一緒に生活してみて、わかったことは自分でちゃんと生活したことがない彼は
- 玉ねぎていうか何も切れない、包丁握ったことほぼなし
- 米を美味しくたけない
- 冷蔵庫の中の管理ができずに野菜を腐らす
- 掃除は苦手で言わないとやらない
- 部屋に対してまるく掃除機かける
- 支払いを忘れる
- 洗濯物を回したことを忘れる
- アイロンかけたことない
- 縫い物したことない
と、理想に対して家事力ほぼ0という私からするとハードモードでした。
当時大学2回生のくせに生い立ちから無駄に高い家事スキルをもっていた私が、旦那に根気よく1つ1つ教えていきました。(たまに鉄拳を飛ばしたこともあったようななかったような・・・)
味のないリゾットみたいな焼飯がかろうじて焼き飯の味がするようになったり、洗濯物をきちんとたためるようになったり、(できないことも未だにありますが)できることが増えてくれたおかげで今は娘のお弁当も作ってくれるパパになりました。(夫の育児日記みたいになってきた・・・)
いきなり結婚して彼の家事スキル0だとわかったら私はどうしてたんだろう?離婚か?と思うと本当に一緒に暮らしておいてよかったと思います。
あとは文明の利器に頼ることを覚えておく
- 結婚生活の価値観のすりあわせ(結婚後の働くスタンス、専業主婦?など)
- 結婚生活の役割分担を見える化する(我が家のグラフは誰でもできるのでおすすめ)
ここまでで2つのコツはご紹介できましたが、
「そうは言っても家事育児って毎日のことで大変・・・」
という感覚は拭えません。
日本人の家庭は本当に真面目だと海外の人にいわれますが、他人の手を借りず自分たちで家庭のことをやりきろうとするからですね。
でも本当に疲れます。できれば夫や子供とハグしてごろごろしていたいですよね。
うちの場合、
1日起きている時間 17時間だとして2人で1日34時間あります。
これを、それぞれの役割比重を足した20で割ると1割合あたり1.7時間。
家庭のことは夫婦あわせて5割しかないので、8.5時間で
- 朝の身支度
- 洗濯物
- 朝ごはん作って食べる
- 娘のお弁当作り
- 娘を起こして着替えさす
- 娘の送り
- 娘の迎え
- 買い出し
- お風呂のお湯いれる
- 夜ご飯作って食べる
- 娘の入浴と自分たちの入浴
- 翌日のお弁当の仕込み
- 洗い物
- 洗濯物をたたむ
などをやりきります。
まぁこれ真面目に人力でやっていると本当に娘と戯れる時間はほぼないです。
そこで、いろいろな工夫をしています。
例えば
食洗機
この子がうちに来てくれたのは娘が3歳になってお弁当が必要になった時のこと。朝、昼のお弁当、夜と洗い物ばかりしている自分に疑問を覚えて食洗機の購入を検討しました。マンションの狭いスペースにおけることと3人分の食器であること、光熱費のコスパを考えてパナソニック製品にしました。3年使ってますが不具合もなくがんがん洗い物をしてくれています。
ちなみに食洗機の洗剤っていろいろあるので試した結果、液体タイプが楽です。固形だと洗う数がすくない時にもったいないうえにすぐなくなる。粉タイプは排水口に粉が貯まるのが個人的には気になって液体におちつきました。サラヤさんの環境にやさしいこちらを愛用しています。このリンクは詰替え用です。
大容量冷蔵庫
夫婦2人の間は私の単身者用冷蔵庫(上が冷凍庫で下が冷蔵庫のやつ)でなんとかしていたのですがさすがに子供が生まれるとなって一番奮発したのが冷蔵庫でした。
6ドア!切れちゃう冷蔵!と結婚して一番テンションがあがったお買い物でした。大容量なのにマンションに入るスリムサイズというのがまた良い。
大容量にしたことで、「食材の買い出し回数」「冷凍庫活用料理」「作り置き保存料理」などで時短できるようになって快適。もう6年使ってますが長持ちです♪
足元ファンヒーター
足元ファンヒーター?と思ったそこのあなた。なかなかこれはすぐれものです。冬、自分もふくめて洗面所やトイレに行くと「さむ!!」となりませんか?なりますよね?
うちの子供は全くと言っていいほど朝はスローモーションでもかかってるのか?というくらいスピード感なしです。
冬は最悪で「さむいーさむいー」といって動こうとしません。朝の忙しい時にです。
そこで登場足元ファンヒーター!軽いのでトイレでも洗面所でも持ち運べるのとすぐに暖かくなるので寒さとお別れできます。お風呂上がりも洗面所をあっためておくと風邪をひく心配も減りますしね。うちはアイリスオーヤマの5000円以下の商品をアマゾンでぽちりました。やすいので少し心配でしたがさすがアイリスオーヤマ。
3年使ってますが問題なしです。謎に人感センサー付きという高機能です。
このほかにも頼りたい文明の力はたくさんありますが我が家の家計的に優先して購入した現役の家電をご紹介しました。
また、家電に限らず、出前やスーパーのできあいのおかず。たまの外食など「今日は疲れた」と感じている日は無理に自炊せずにサービスを利用する適度な「さぼり」も自分が笑っていられるポイントだと私は思っています。
まとめ(tipsぽいもの)
- 結婚生活の価値観のすりあわせ(結婚後の働くスタンス、専業主婦?など)
- 結婚生活の役割分担を見える化する(我が家のグラフは誰でもできるのでおすすめ)
- 文明の力や外食サービスを頼って「さぼる」ことを覚えておく
今回も無理やり抽象化してみました。
「いつか結婚したいけどイメージが沸かない」
「結婚したい人がいるけど共働きで大丈夫かな・・・」
「共働きまじつらい・・・」
などなどで悩んでいる方の少しでも役に立てば嬉しいです。
最期に結婚当初に読んで役立った本もご紹介しますね。
この本は結婚前に購入して夫婦で読んだ本です。病児保育を行っているNPOフローレンスの駒崎さんとライフワークバランスを推進している小室さんの共著です。
お二人共、起業家であり、共働き世帯です。トップランナーの人たちがどんなこと考えて夫婦生活してるのかな?と好奇心で購入したのですが、家計の収支の付け方や夫婦で共働きをしていくための考え方がぎゅっとつまっていました。読んでみるとお金の部分をふまえた具体的な家庭の見通しを立てることができるのでおすすめです。